趣味人(シュミット)のプラジェクトX(ばってん)

翼がある物ならバットウィングから手羽先まで。脚がある物ならロボットからチャンネーまで。ストライクゾーンは無限大!

令和7年8月11日 熊本豪雨災害


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自宅に隣接する休耕田に建てた、金魚、メダカ、多肉植物を育てるハウスが11日の豪雨により冠水しました。撮影は冠水ピーク時に、1段高い自宅のほうから撮ったものです。

雨がやんだ午後から膝上まで浸かって救えるものは寄せ集めましたが、棚は崩れてその殆どが流出していました。

連日片付けに追われ、本日の更新になりました。居住地域にも災害情報が発令されましたが、被害までは受けないだろうと高をくくっていましたが、、熊本全域にわたり豪雨災害が発生してしまいました。1時間100ミリを超える降り方では、用心のしようもありません。

この時期、御巣鷹山に墜落した日航機の事故を思い出しますが、タレントの明石家さんまは幸運にもこの便に搭乗せず命拾いし、「命あったら丸儲け」から娘の名前は「イマル」と名付けたそうです。今回も尊い命が奪われる災害になってしまいましたが、夫婦共に怪我も無く、ましてや命まで奪われることも無かったことにまずは一安心しています。

この1週間多肉植物やメダカ愛好家の皆様が手弁当で駆け付けて下さり、大変お力を頂き感謝しきれない思いでいっぱいです。大切に育ていた生き物、植物を失った心の痛手は大きいですが、これから再興する事でお力添え頂きました皆様へのご恩返しになるものと思っています。それには日にちは掛かるでしょうが、夫婦前を向いて一歩づつ踏み出して行きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

災害ゴミの搬出が昨日ほぼ終わりました。連日の猛暑で熱中症に罹り、半日伏せていましたが、再スタートの端緒につきました。

 

人間のチカラではコントロール出来ない大自然の威力にはひれ伏すしかありませんが、シンと静まった工作室にひとり、持てる技量と知識で良くも悪しくもコントロールできる模型製作に向かえるひと時を、この災害時においても間断なく持てるささやかな幸せに感謝します。